低用量ピル(OC)

低用量ピルについて

基本的には、避妊薬であり、低用量ピルといって全世界で処方されているお薬です。治療薬としてのピルは、中用量ピルと呼ばれていて、出血を止めたり、生理を動かしたり、生理が来ない人に生理をこさせたりという治療で使われています。
生理痛が酷い方に、保険適用の低用量のピルもあります。

ピルの種類

避妊用の低用量ピル

大きく分けると3種類があります。こちらは自由診療となります。

当院で取り扱っている1相性ピル
  • ファボワール
当院で取り扱っている3相性ピル
  • トリキュラー
  • アンジュ

月経に関連した副効用について

  • 子宮内膜症などの生理痛を和らげる
  • 生理を軽くする(生理の量が減る)
  • PMSが軽くなる
  • 生理の来る日が事前にわかるので、計画が立てやすい
  • にきびがよくなる

女性なら誰もが生理痛でお悩みだと思います、生理がやってくるたびに「生理痛がつらくて・・・」とゆううつになる女性も多いのではないでしょうか。
生理痛は生理の期間に起こる不快な症状です。症状は個人差があり、ひどい場合は日常生活に支障をきたす、仕事もできないなど、辛い場合もあります。
一般的な症状は、下腹部、腰痛など骨盤を中心とした部位の痛みのことで、生理が始まった初日から2~3日目にピークを迎えます。
お腹が張ったりズキズキ痛んだり、腰を重たく感じたりと、その症状は人によって様々です。また、症状の重さには個人差があります。
日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は月経困難症と言う病気かもしれません。
痛み以外にも吐き気や食欲不振、下痢、頭痛などの症状が同時にあらわれることも多くあります。
ピルを服用することでこれらの症状を改善することが出来るのです。これをピルの副効用と言います。具体的には以下の副効用が期待できます。
子宮内膜が増殖したり、広がったりするのを抑え、月経時の出血と生理痛を減らし、子宮内膜症になりにくくなるという報告もあり、すでに子宮内膜症にかかっている場合でも、進行をくいとめられる可能性も期待できます。
また、生理の周期が28日と規則正しい周期になりますので、生理不順への治療効果があります。1カ月以上前から調整すれば、生理の日をずらしたり周期を調整することができ、仕事や旅行などを有意義に過ごすことが可能です。

排卵を抑えることによる副効用

  • 生理不順の改善
  • 月経困難症(PMS)の軽減
  • 月経血量の減少による貧血の改善
  • 子宮内膜症の予防と改善

排卵を止めるため、排卵痛、中間期出血がなくなります。

ホルモンバランスの改善による副効用

  • 子宮外妊娠の減少
  • 卵巣がんの予防
  • 卵巣嚢腫の減少

症状が強い人は、ピルを服用することにより、プロゲステロンの分泌の波がなめらかになるため、さまざまな体や心の症状が軽減されます。
また、ピルには、男性ホルモンの作用を抑える働きがありますのでニキビや多毛症を減す効果や、ホルモン分泌を安定させて更年期症状や骨粗鬆症を予防する効果が期待できます。

長期服用による副効用

  • 月経前症状(PMS)の軽減
  • にきび、多毛などの改善
  • 更年期症状、骨粗鬆症の予防

ピルに含まれる黄体ホルモンが子宮内膜を保護するため、卵巣がん、子宮体がん、良性乳房疾患が減ります。

また、子宮頸管粘液が変化して、精子だけでなく細菌やウイルスの子宮への進入を防ぐため、卵管炎や骨盤内感染症など不妊の原因(病気)が減少し、不妊の予防につながります。

  • 骨盤内感染症の予防
  • 乳房良性疾患の予防
  • 子宮体がんの予防

ピルの副作用

副作用

  • 吐き気
  • 気持ち悪い
  • むかむかする

続けているうちになくなる可能性があります。
主な症状は吐き気、嘔吐、頭痛、乳房の張り、倦怠感などがあります。服用2~3ヶ月以内におさまってきます。

血栓症について

ピルの注意すべき副作用に血栓症があります。その影響で血管の中で血液が固まってしまうことがあります。発症頻度はリスクの無い人で10万人中で1〜5人に対して、低用量ピルの服用している人では1〜10人と報告されています。血栓がつまってしまうと、命に関わることもあります。ピルには血液が固まりやすくなる効果もあり、ピルを服用されている方は、服用していない方に比べて発症リスクが高くなりますので注意が必要です。
下記の症状がある場合は、血栓症の症状の可能性もあるので、早めに婦人科を受診してください。

  • ふくらはぎの痛み、むくみ
  • 手足のしびれ
  • 息苦しさ、持続する胸の痛み
  • めまい、激しい頭痛、視界の一部が見えにくい、舌のもつれ など

ピルの飲み方

飲み方は3週間ピルを飲み、1週間お休みします。ホルモンのお休みの間に血液中のホルモン濃度は下がり、それにともない子宮内にためられていた子宮内膜がはがれ、排出されます。月経のような出血ですが、ふだんの月経よりも量が少なく、痛みも少なくなります。
また、ピルを毎日服用していると、急な出張や旅行などの予定にあたるときでも簡単に月経をずらすことができますので

045-314-3300 インターネット相談
一番上に戻る